エキスパート
2009/06/27 9:18:55| 研究所員の雑記帳 | Wang James
wangです。
最終コーナーを回りつつあり、忙殺というか圧殺されております。
一番楽しく、かつゾクゾクする局面であります。
製品版完成に近づくにつれて、さまざまな方々のチェックを通過していくのですが、
DSツキビトはまたチェック部門から頂戴するリアクションも独特でありまして・・・・・・・。
鈴木監督のトラップに刺さる方、続出中です。
いわゆるエキストラ的なキャラクターのセリフに至るまで油断できないというか。
例えば街角にいるサラリーマンキャラの、ある日のセリフ(本編で変更あったらすみません)。
「汗が止まらないよ。 ふう…ふたぐん……涙じゃないよ」
この場面に対して、超優秀なデバッグ部隊からは当然のごとく
「「ふたぐん」という言葉は普段聞き慣れない言葉ですが、何らかの表現でしょうか?」
というチェックを頂戴します。それはその通りだと思います。
開発班からは、「クトゥルーに登場する・・・・・ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん
・・・・という一節が・・・・なので、仕様です。誤植ではございません」的なレスを戻します。
が、正直言って、では何故このサラリーマンが昼ひなかの街角で「ふたぐん」などと
口走っているのか、についてはもはや理解の範疇を超えております。監督おそるべしです。
そんな中、またしても監督オフィスのお引越しが決まりました。
「床にだね、カーペットを敷いた方が良いと思うのだよ」とおっしゃります。
「分かりました。色等、ご指定ございますでしょうか?」
「うむ・・・そうだねえ」
・・・・こんな感じに仕上がりました。・・・ふたぐん。