監督観察
2009/07/29 20:22:57| 研究所員の雑記帳 | Wang James
wangです。こんにちは。
ツキビトDS、発売日が近づきなにやら慌しい毎日です。
監督にジャッジを仰がねばならぬ案件も多く、打ち合わせには殺気にも似た緊迫感が漂います。
はいこれ右、これは左!こっちは上で、これは無し!!みたいに、短時間のうちにバシバシと
物事を決めこんでいかねばならない監督の心労はかくやと思うのです。
そんな会議中、不意に監督の動きが止まりました。
正直ビビります。活動限界・・・なんとか梗塞・・・全機能停止・・・不吉な文言が脳裏をよぎります。
「あ・・・あの?だ、だいじょうぶです・・・か?」
「・・・こ・・・・・・」
「こ?」
「・・・こおろぎ・・・だ」
「・・・・・・」
監督の新事務所は新宿とはいえ小高い丘の上。
周囲には鎮守の森もあり、たしかに自然は残されておりますが、
よもや会議室しかも机のど真ん中に忽然とこおろぎが出現するとは。
以降、監督はこおろぎ(小)の動きが気になってしかたがないご様子で、
書類→こおろぎ→書類→こおろぎ→こおろぎ→
と、視線の定まらぬこといちじるしく。
「すまん!」
「・・・な、なんでしょう?」
「全てを中断し、このこおろぎを外へ出してやることを最優先したいのだが、どうかね?」
・・・この日の打ち合わせ後半は、いかにこおろぎ(小)を傷つけずに捕獲し、野生へ返すかの
実践に費やされました。
*本日の発見:監督は虫の扱いがうまい。